HbA1c値のJDS値とNGSP値について

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JDS値とNGSP値の違い:HbA1c値 表記方法の変更について

2012年4月より医療機関で表記されるHbA1c値が変わりました。
2013年4月からは健康診断結果のHbA1c値表記もJDS値からNGSP値に変更されます。
たとえばこれまでHbA1c値が6.0%だったひとは6.4%となりますが、これは決して血糖値が上がったわけではありません。
日本独自の表記だった方法を国際的に広く使われている表記にかえるだけです。
これまでの表記をJDS値、国際標準の新しい表記をNGSP値 と呼び、およそ以下の式で換算できます。
JDS値+0.4=NGSP値

血糖コントロールが”良い”状態は、HbA1c値 6.5%(JDS値)未満から 6.9%(NGSP値)未満に変更となります。 決して目標値がゆるくなったわけでもありません。
間違いを防止するために HbA1c値を見るときは「JDS値」か「NGSP値」かを必ず確認するようにしましょう。

健康診断では2012年度まではJDS値、2013年度よりNGSP値で結果が伝えられます。

この変更にともなって血糖コントロールの目標がわかりやすくなりました。(2013年の熊本の糖尿病学会で発表されましたので熊本宣言といいます)

NGSP値
HbA1c値 6%未満 血糖正常化のための目標
 食事・運動療法のみの人はこの数字が目標です。お薬を飲んでいる人も低血糖を起こさないのであればこの数字をめざしましょう。
HbA1c値 7%未満 糖尿病の合併症を予防するための目標
 お薬をのんだり、注射をしている人の目標です。とにかく7にならないことと覚えてください。この数字を超えると糖尿病の三大合併症(神経障害、網膜症、腎症)の可能性が増えてしまいます。
HbA1c値 8%未満 治療がなかなか難しい人のための目標
 お薬を強くすると低血糖を繰り返したりするような治療の難しい人でも最悪8%は超えないようにしましょう。

ふだんの血糖値によるHbA1c値のめやすは、JDS値では次のとおりですが、
HbA1c値(JDS値)  5.8%未満  5.8-6.4%   6.5-7.9%  8.0%以上
食前血糖値 mg/dl  100未満   100-119   120-139   140以上
食後血糖値 mg/dl  120未満   120-169   170-199   200以上
これをNGSP値(国際標準値)で書き直すと以下のようになります。
HbA1c値(NGSP値)  6.2%未満  6.2-6.8%   6.9-8.3%  8.4%以上
食前血糖値 mg/dl  100未満   100-119   120-139   140以上
食後血糖値 mg/dl  120未満   120-169   170-199   200以上

当院ではHbA1c値の検査結果を診察当日にお知らせできます。
初診でも電話予約が可能です。
→ ホームへ(名古屋市の糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI)


JDS値を用いて診断する場合、6.1%以上を糖尿病型とします。
NGSP値を用いて診断する場合、6.5%以上を糖尿病型とします。

正確には以下の式で換算できます。

 NGSP値で5.2%以下: JDS値(%)=NGSP値(%)−0.3%
 NGSP値で5.3〜10.2%: JDS値(%)=NGSP値(%)−0.4%
 NGSP値で10.3〜15.2%: JDS値(%)=NGSP値(%)−0.5%

 JDS値で4.9%以下: NGSP値(%)=JDS値(%)+0.3%
 JDS値で5.0〜9.9%: NGSP値(%)=JDS値(%)+0.4%
 JDS値で10.0〜14.9%: NGSP値(%)=JDS値(%)+0.5%


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