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甲状腺の検査
甲状腺刺激ホルモン(TSH)と甲状腺ホルモン(FT3、FT4)
採血により測定できます。
当院にはTSH、FT3、FT4を院内で測定できる機械があります。ご希望があれば院内で測定結果をすぐに確認していただきお薬の量を調整することができます。
待ち時間を短縮したい方には、TSH、FT3、FT4を院外検査に提出することで採血の後、早めに診察をうけることもできます。検査結果は次の来院の時にご説明しますが、3日後にすべての検査結果を医師が確認し急いで伝えなければならないような異常値が出た人にはすぐに医師からお電話をしています。
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPO抗体)と抗サイログロブリン抗体(抗Tg抗体)
橋本病で陽性となる抗体で採血により測定できます。結果がでるまでに4~5日かかります。
陽性が出れば今甲状腺機能が正常(ホルモンが正常)でもいずれ甲状腺機能低下症となる場合がありますので、年に1回血液検査で確認しましょう。
バセドウ病でも陽性と出ます。
TSH受容体抗体(TSHレセプター抗体:TR-Ab)
バセドウ病で陽性となる抗体で採血により測定できます。結果がでるまでに4~5日かかります。
陽性が出れば甲状腺機能亢進症であることが多く、治療が必要です。
日本ではまず抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)を飲むことが多く、他にアイソトープ(放射線ヨウ素)治療や手術という方法もあります。
抗甲状腺薬が効いてきてホルモンが正常の状態が続いても、この検査で陽性の場合は薬を中止した後の再発の可能性がとても高くなります。
血液中の甲状腺のホルモンが増えていてもこの検査が陰性の場合は、バセドウ病ではなく亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎などの場合が多く抗甲状腺薬は必要ありません。
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